せんきゃくんのカミ(紙)ワザ

黒革の手帖(手帳)

 9月で終了したTVドラマ「黒革の手帖」。大変話題になり、視聴率も良かったようです。人気番組とはいえ、忙しくて見ていない人もたくさんいるようなので、話題に乗り遅れないように簡単にストーリーをご紹介します。ウィキペディアで調べてみました。
 TVドラマ化は、今回で7回目になるそうです。演出や脚本で若干は違うかもしれませんが、基本的には同じです。
 『黒革の手帖』は、松本清張の長編小説。巨額の金を横領し、銀座のクラブのママに転身した女性銀行員を、魑魅魍魎とした世界を背景に描く、著者のサスペンスの代表的長編作品。1978~80年に『週刊新潮』に連載され、1980年には新潮社から単行本が刊行。1982年1月期に山本陽子主演でテレビ朝日にて連続ドラマ化し、平均視聴率17.4%、最高視聴率18.6%を獲得。2004年10月期には米倉涼子主演で連続ドラマ化し、平均視聴率15.7%、最高視聴率17.7%を獲得した『黒革の手帖』が、2017年7月、武井咲主演で蘇ったのです。
 愛と欲望が渦巻く街・銀座──。派遣社員として勤めていた銀行から1億8千万円もの大金を横領した原口元子は、その金と借名口座のリストが記された『黒革の手帖』を盾に、銀座に自身のクラブ『カルネ』をオープンさせます。後ろ盾も何もなく、みずからの野望のためだけに突き進み、若きママとして夜の世界を生き抜いていく元子。彼女のその痛快な生き様と、時代の閉塞感に甘んじることなく己の道を切り開いていく覚悟と大胆さは、いつの時代にも視聴者を熱狂させ、“悪女”と謳われながらも多くの女性たちの共感を得てきました。(抜粋:テレビ朝日より)
 今回主役を演じたのは武井咲。歴代の主役には当代一の女優が、ずらりと並んでいる。米倉諒子、大谷直子、浅野ゆう子、山本陽子。
 毎回同じようなストーリーなのになぜ視聴者は心惹かれるのだろうか?それは扱うテーマがいつの時代でも通用するテーマであるからだろう。男と女、政治と金、人生の生き様。普遍的といってよいテーマに人は吸い寄せられ、知らず知らずのうちに自分を重ねてゆく。ストーリーは何回も見て知っているのですが、やはり何回見ても新鮮でした。
 ところで『手帳』と『手帖』の違いはなんでしょうか?
 ネットや漢和辞典で調べたところ、だいたい以下のようなものです。
 「帳」=(書きこみ用に)紙をとじた冊子。「帳面・帳簿・台帳・通帳・日記帳・電話帳」
 「帖」=書きつけ用の冊子。帳面。「手帖・画帖」
 とあり、どちらも、冊子を表わす意味があるようです。
 ただどちらかといえば「帳」は「とばり」「幕」などの意味の方が強いようですし、「帖」の方が紙や冊子に関わる意味合いで使われることが多いようです。あまり大きな違いではないように思いますが・・・・・。古典で出てくる「書物」の意味で使われるものは「帖」の方が圧倒的に多いように思いますし、本来は「手帖」と書くのが普通だったのに、常用漢字にないということで「手帳」の方が主流になったということのようです。
 しかし、『手帖』には『手帳』にはない『思い入れ』のようなものが感じられるのは、私だけでしょうか。ドラマの主人公になった『手帳』。何も書き込まれていない手帳に時を経て、いろんなことが書き込まれてゆく。人の名前であったり、金額、数字、住所、会社の電話番号、携帯電話の番号、メールアドレスなどなど。これらの情報が書き込まれるたびに「手帳」は重みを増し、『手帖』に変化してゆく。所有者にとっては非常に大切なものになってゆく。ドラマの主人公原口元子が変身していったように・・・・・。
 年末には新しい「手帳」が世の中に出回ります。最近は街角の書店などでは一番目の付くところに『手帳』の陳列が目につくようになってきた。しかしどの表示も、ほとんど『手帳』だ。個人で購入したり、イベントやノベルティで配られるのは『手帳』だが、個人の手に渡り、使われ始めると「手帖」と呼ばれるようになるのだろう。
 最近の手帳にはバリエーションも豊富で、個性的な手帳が多い。
 スケジュール手帳、イベント手帳、スポーツ大会手帳、健康手帳
 カロリー手帳、クラブ手帳、ウオーキング記録手帳などがある。基本は同じで、各アイテムに特化した手帳になるが、簡単なカスタマイズで作ることができる。この点はノウハウ豊富なところに相談した方が良い。興味のある方はオリジナル製作が出来る「せんきゃくん」のキャラクターの「千客万来」で、経験豊富なスタッフが相談に乗りますのでご一報を。

 

平成29年10月10日